ごあいさつ

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ごあいさつ

皆さまには、平素から私ども道南うみ街信用金庫に対しまして格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2022年は、新年早々に新型コロナウイルスの感染症が急拡大しましたが、3月には「まん延防止等重点措置」がすべて解除され、それまでのような消費の大幅な落ち込みは避けられたものの、引き続き先を見通すことのできない状況が続きました。

政府は「総合経済対策」を打ち出しましたが、ロシアのウクライナ侵攻からの供給要因に起因する物価上昇や、欧米の急激な金融引締めによる景気の下振れリスクなどの懸念材料もあり、我が国の景気回復に向けた道筋は中々見通せない状況にあります。

当地道南においても、企業は原材料や光熱費の値上げによるコスト増をそのまま価格に転じることは難しく、加えて深刻な人手不足や後継者問題等多くの経営課題に直面し、極めて厳しい環境下におかれています。

2023年に入り、マスク着用の要請解除や感染症分類の引き下げのアナウンス効果もあり、観光客をはじめ人の動きは大きく改善していますが、地元企業にもその恩恵が及んでいるのかを判断するのにはもう少し時間が必要なようです。

このような経済環境の下、2年目となる中期経営計画「Build Up 2024」の重点施策について、役職員一丸となって取り組みした結果、一定の業績を残すことが出来ました。

これも偏に会員ならびにお取引先各位のご支援・ご愛顧の賜物と、心より感謝申し上げます。

地域や企業が抱える課題の解決と地域貢献に真摯に取り組むことで、お客さま・お取引先の役に立ち、それが拠って立つこの道南地域の発展に繋がり私共も仕事をしていくことが出来る。この好循環をつくることこそが、道南うみ街信用金庫の経営理念であり、社会的使命であります。

2023年度も、地域の皆さまに必要とされる金融機関であり続けられるよう、役職員一同誠心誠意取り組んでまいりますので、今後とも格別のご愛顧、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

2023年7月
理事長 田原 栄輝

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